世界一周1日目にして、帰国の危機②
前記事で書いた事故の続き。
事故相手とはなんとか和解。
しかし、ぶっ壊してしまったレンタカーをどうするか。
ちなみに右のミラーが折れて粉々に、助手席のドアもめくれて開かない状態…自走は出来るけど、大掛かりな修理が必要なレベル…
とにかくdollarと警察に電話しなきゃ！
でも私たちが持ってる携帯はWi-Fi拾う用で電話繋がらないし…
一番最初に警察に連絡！と思ったけど、リカルドが会社の担当呼ぶから大丈夫的なことを言ってて警察呼ばず。
ロンと話してる間にバスは出発してしまい…
ぇ、現場検証できないじゃん！
これで保証は効くのか、とりあえずdollarに連絡しなきゃ！
でも詳しい事情を英語で説明できる気がしない…
ここで役立ちました
「地球の歩き方〜アメリカンドライブ〜」
24時間対応日本語通訳サービスの番号が乗ってる！！
ロンに「携帯を持ってないんです。レンタカー会社に電話したいから、電話を貸してください。」と必死にお願いし、なんとか携帯を借りて通訳サービスに電話。
事故の状況を説明したところ、保険には事故証明の調書が必要とのことで、警察に電話してくださいと説明を受ける。
もうバスも行っちゃったし、ロンに説明しても警察呼ぶ必要ないよって言われるしで、何度か押し問答を繰り返した後、ロンが警察に電話してくれました。
しばし電話が終わるのを待っていると…
「すぐ近くにポリスオフィスがあるから、自分たちで来いって言ってる」
とのこと。
え？そんなことある？
当事者が現場から離れていいの？(まぁリカルドのバスはとっくにいないんだけど)
よくわからないまま、地図と状況説明のメモとロンの連絡先を教えてもらってOlympic Community Police Stationへ。
到着すると広い待ち合い室に5組ほどの地元民たちが。
受付で事故を起こしてしまったと申告したところ、そこの受付表に名前を書いて順番を待ってとゆるーい感じで言われる。
え、事故ったのに？
緊急事態じゃない？
順番待ってて大丈夫なの？
もうなんかこの国よくわかんない。笑
とりあえず指示通り待つ。
待つ
待つ
待つ
めっちゃくちゃ待つ。
3時間くらい。もうぐったり。
しかも寒い。12月のカリフォルニア寒い。
Tシャツなの私たちだけ。
そしてついに順番が回ってきたので、事故を起こしてしまったこと、その調書が欲しい事を片言の英語で説明するも、ポカンとするポリスメン。
しかし哀れなハポンを可哀想に思ったポリスメンが通訳サービスに電話をしてくれて、通訳を介しての会話スタート
アワ「レンタカーで事故を起こしてしまって、レンタカー会社に調書を取ってもらうように言われたので、調書が欲しい」
ポリスメン「いや、もうバス会社から事故についての連絡を受けて処理が終わっているからレポートは出せない」
アワ「いやいや、私たちのレンタカーの保険適用の為に事故の証明がいるからレポートが欲しい」
ポリスメン「いやいやいや、この事故についてはもう解決してるから、これ以上警察で出来ることはない」
押し問答を繰り返すこと数回。
結局レポートは出してもらえないとの事。
とりあえず状況を説明したいので、レンタカー会社に電話させてもらうようポリスメンにお願い。
呆れ顔しつつ、dollarに電話してくれました。
dollarのお姉さん曰く、警察に出してもらえないならロードサービスを派遣するから、その担当にレポート書いてもらってとの事。
しかも割と軽い感じ。
ということで、ポリスオフィスでロードサービスが来るまで待たせてもらう事に。
あれ、ロードサービスでいいなら寒い中順番待ってた私たちの数時間は？
まぁでもこれで解決するなら良かった！
でも最後にポリスメンに言われた
「しばらく待っても来なければ、もう一回連絡してみたほうがいいよ」
が気になる…
そう、私たちの戦いはまだ終わらないのです。
続く…
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