新婚旅行で世界一周できるかな?

2017/12〜 世界一周中!

ペルーへの遠い道のり

どうも、クリスマスイブに空港にてWi-Fi乞食13時間の長期待機中のawa夫婦です。



この長い長い待ち時間。


我々には大事な使命がありました。





我々が次に向かうのは、南米ペルー

この国へ入国する旅行者が多く引っかかるトラップ。


それは、ペルーへ空路で入国する際には、ペルーを出る航空券の提示が必要な場合がある。ということ。


つまりいつどうやってペルーを出国するか予定が確定してないとダメということ。


私たちのようなバックパッカーは風の吹くまま気の向くまま、先の予定は決めずに行動しているので…


もちろん出国する日も方法も決めてない!
しかも飛行機なんて使う予定ない!






しかしラスベガスで暇を持て余していた我々…

ただただ無駄に時間を過ごしていたわけではなく…


事前にペルー入国について調べていたのです!
(以前世界一周を経験した友人のブログを元に)


不安症な嫁カナエは、調べに調べ上げた末、キャンセル料が最も安いエクスペディアで

ペルーのクスコ→
       隣国ボリビアのラパス

行きの使いもしない航空券を空港での待ち時間に予約し、eチケットをゲット。
のちにキャンセルしよう。という綿密な計画を立てました。
なにせこの航空券が一番安かったので、もしキャンセル出来なくても痛手は少ないから。








しかしこの選択が大きな間違いであったことに2人はまだ気づいていないのです……












そうこうしているうちに、ついに私たちが乗るコパ航空のカウンターがオープン!
(航空会社によっては一日一本しかフライトが無い為、特定のカウンターは決まっておらず時間になると電光掲示板が切り替わってカウンターがオープンするシステム)

事前準備も万端だし、とりあえず早くチェックインしてご飯が食べたい。


ということでチェックイン列に並ぶawa夫婦。

カウンターオープンは22:00。
電光掲示板も切り替わってる。




あれ、担当者が来ない。待てども待てども来ない。
どんどん列が長くなっていく…


結局ふざけたサンタ帽を被ったコパ航空のグランドスタッフが現れたのは23:00頃。


南米では交通機関が時間通りに動く訳がないと聞いてはいたけど、まだ降り立ってもいないのに早々に南米スタイルを見せつけられて、すでにぐったり。




並んでいる間に持ち込む荷物にタグをつけてもらうのだけど、その説明がスペイン語オンリー。
何言ってるのか全くわからず、更にぐったり。





しばらく並んでやっと私たちの番。




航空券を見せると、早速訛りの強い英語で


コパ「ペルーを出国する航空券は持ってる?」


きたきたきた。はいはい、わかってますよ。
持ってますよ!事前準備が役立ったぜ!


awa「もちろん!クスコからラパスに行きます。eチケットも持ってます。」

コパ航空「…どうしてクスコからなの?あなた達はこれからリマへ行くんでしょ?それなら、リマからラパスへ飛べばいいじゃない。それに日本にはどうやって帰るの?いつ頃帰るの?」

ここで世界一周してる事は説明したけど、英語での説明面倒でだいぶはしょって話すawa夫婦。
本当はリマからクスコへバスで移動し、その後マチュピチュへ。そしてまたバスでラパスへ向かうつもりだった。



めちゃくちゃ怪しがるカウンターのお姉さん。

いやいや、日本からペルーに不正入国する意味ないから!とにかく通してくれ!

するとカウンター内で会議が始まる。
そしてさっき荷物にタグ付けてたスペイン語オンリーのお兄さんがどこかへ走って行く。

しばらくして戻ってきたお兄さんは何かの番号を書いたメモを持ってる。

コパ「通訳通して話してくれる?」

はいはい、通訳を介しての会話は、交通事故の一件で慣れてますから。いいでしょう、話しましょう。


awa「ハロー」
通訳「ハイ、あなた韓国人?」
awa「ハ?日本人です」
通訳「まじか。この番号は韓国語しか通訳できないよ、、(失笑)スタッフに変わって」


この後、通訳とコパのお姉さんが話し合ってたけど、結局日本語を話せる通訳はおらず。

諦めてお姉さんが自力で話を再開。


とにかくペルーからボリビアに抜けて、その後も旅を続けるから日本にはしばらく帰らない事。
ペルー国内をバスで移動するから、入国都市と出国都市が違うことをなんとか説明。


最後は渋々だけど、どうにかチェックインさせてくれました。



お姉さんごめんね!
そしてありがとう!
ムーチョグラシアス!



ということで何とかチェックインを済ませ、搭乗口へ。






…お店全部閉まってんじゃねぇか!





…腹ペコだし、ぐったりで死にそう…








ふらふらになりながら、なんとか歩いていると、唯一開いている売店を発見。

鳥のささみとゆで卵、野菜の詰め合わせという謎のお弁当を購入。



ボディビルダーかよ!

という虚しいツッコミをしつつ、食事を済ませ、意外にも定刻ちょうどにアメリカを後にしました。




のちにペルーで出会った日本人旅行者達に話を聞いたところ、出国の航空券を確認された人とされなかった人がいたので、アレは運なのかな…



とにかくぐったり!