ガウディの愉快な建築物② おトク情報
前回に引き続き、バルセロナを観光!
ガウディ作品といえば、サグラダファミリアが最も有名ですが、バルセロナの街には他にもたくさんガウディ作品があります。
グエル公園
Web Oficial | Park Güell Barcelona
地下鉄Lesseps駅もしくは地下鉄Vallcarca駅から徒歩20分
休園日:なし
時間:8:00〜18:15,20:30,21:30(季節により異なる)
料金:8.5ユーロ(事前ネット予約で7.5ユーロ)
ここで朗報です。
グエル公園に無料で入場できる方法があります。
なんと!日の出〜8:00までは、無料で開放されているのです!
つまり始発で行って8:00までに見て回れればタダです。本当にありがとうございます。
我々のようなお金はないけど時間だけはある!っていう方は是非朝イチグエル公園オススメです。
(しかもあんまり人がいないから、インスタ映え写真もいっぱい取れるよ!)
ちなみに、グエル公園はガウディの大スポンサーでもあり、理解者でもあったグエル伯爵が計画した英国風の庭園式住宅地。
当時ガウディは今で言うゲーティッドコミュニティーのように、住宅地を外壁で囲みアクセスを管理できるような計画を作りました。ただ、この時代のブルジョア向けの住宅販売にも関わらず公共の交通手段がない上、敷地面積の6分の1しか建物が建てられないとか、勝手に木の伐採が出来ないなどいろいろな規制があり、結局はグエル伯爵の家(今は学校)、ガウディの家(今はガウディ博物館)の他は1軒しか売れず、夢の宅地造成計画は1914年に断念。
その後1922年にバルセロナ市が取得し管理することになり、1984年にはアントニ・ガウディ作品群として世界遺産に登録された。
ガウディって採算度外視な作品ばっかり作ってる気が…。
気を取り直して次は
カサ・ミラ
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場所:地下鉄3号線と5号線のディアゴナル(Diagonal)駅から徒歩1分
休館日:12/25
時間:9:00〜18:30or20:30(季節により)
料金:日付指定なしとか夜間、早朝など多種あり。
日付指定あり日中入場料22ユーロ
ここは、世にも珍しい「世界遺産にして現役の賃貸物件」
地中海をイメージした波打つ造形と、一つ一つ異なるバルコニーのデザインが特徴的。
一切の直線を持たない建築物なんだとか。
建設当初は、その見た目から市民達から醜悪な建物と見られ「石切場(ラ・ペドレラ)」というひどいニックネームをつけられてしまったらしい。
今ではスペインを代表する観光名所ですが、なんと300㎡の広さで家賃15万円!
やっす!!
世界遺産に住めて15万!!
世界遺産じゃなくても、バルセロナの一等地だし同じ広さの部屋借りたら10倍以上するのに!!
なぜかというと、当時は、その見た目と家賃の高さ(当時の職人の月収の10倍)から借り手がつかなかった。
そのため、「3世代に渡って値上げなし」という契約条件を付けたため、ほとんど値上げされずに、現在でも家賃は約15万円となっている。らしい。
現在も4世帯が入居中だそうで、見学は居住者のいない部屋と屋上。
残念ながら我々貧乏バックパッカーのため、中には入らず。
ちゃっかり行った感だけは出しつつ…
だって高いんだもん。
続いて
カサ・バトリョ
休館日:なし
時間:9:00〜21:00(季節により異なる)
料金:これまたいろいろな種類あり
日付指定あり一般チケット23.5ユーロ
優先入場+5ユーロ
(ネット予約の金額。現地よりお得)
こちらもかつては賃貸物件だったもの。
海をテーマに作られた邸宅だが、その複雑な曲線と青を基調としたタイルばりの外装から様々な説が唱えられている。
屋根の形状がドラゴンの背中のように見えることから、カタルーニャに伝わる竜退治の伝説を元にしたのではないかという説が有力。
屋根に突き出た塔は、ドラゴンを退治するために聖人サン・ジョルディが構える槍らしい。
玄関やバルコニー部の柱が骨に似ていることから、「骨の家」とのあだ名が付けられており、この骨はドラゴンの犠牲となった者たちのものだと言われているそう。
たしかに!ちょっと骸骨っぽい。
このカサバトリョ
2002年にガウディ生誕150周年を記念して一般公開された。
つまりそれまでは中は見られなかったということ!
こりゃ見なきゃ!と思いますよね。
でもね、私たちやっぱりバックパッカー。
23ユーロあったら三食食べれるから。
世界遺産よりご飯。
今度来よう今度!
ということで次ー。
貧乏な…じゃなくてガウディ以外も見たいなーって方にピッタリスポット。
サンタ・エウラリア大聖堂(カテドラル)
住所:Pla del la Seu, 08002 Barcelona
休館日:なし
時間:8:00~19:30
料金:平日 8:00~12:45、17:15~19:30:無料/13:00~17:00:6ユーロ
日曜祝日 8:00~13:45、17:15~19:30:無料/14:00~17:00:6ユーロ
バルセロナの教会といえばサグラダファミリアと思いがちですが、そもそも元祖はこっち。
バルセロナ市民にとってはこちらの方が根付いているそう。
ちなみにこのカテドラルも建設年月約150年!!
スペイン人、大きい建物建設するのに時間かけすぎじゃない!?
すごいけど!
すごいけどさぁ…コスパ悪すぎない?
という疑問は置いといて、早速中へ!
と思ったらなんでか入れてくれない!!
他の観光客らしき人も断られている。
だけど、地元民っぽい人は入っていく。
よくわからないので、警備のお兄さんに聞いてみるもスペイン語なのでより分からない。
南米で覚えたスペイン語はなんの役にも立たない。
諦めて外観だけ。
うん。すごーい。
でも中見たかった。
続いて
カタルーニャ音楽堂
Prices and schedules | Palau de la Música Catalana
住所: Carrer de Sant Pere Mes Alt 4-6
休館日:なし
時間:10:00〜15:00
料金:英語ガイドツアー16ユーロ
※カタルーニャ音楽堂の内部見学は、コンサートを見にいくか、上記ガイドツアーに参加しないとできません。
ガイドツアーは30分おき。定員人数に達し次第締め切りです。事前ネット予約必須。
もちろんココはアワ夫婦です。
そんなこと知りゃしません。
お金払っても見たいと思ってた所なのに、予約いっぱいで入れず!
翌日リベンジするも、特別公演か何かでツアー敢行しておらず!くそぅ!
ちなみにこの音楽堂はアントニ・ガウディと同時代の建築家ルイス・ドメネク・イ・モンタネルの作品。
いいものを大切に使い続けるスペイン人尊敬。
さぁいっぱい観光したらお腹が空くね!
ということで
サンジョセップ市場(ラ・ボケリア)
約800年の歴史を持つバルセロナ人の胃袋(ボケリア)。
広ーい市場内に魚介類、肉、野菜、フルーツとありとあらゆる食料品が!
見た目も鮮やかで味も美味しいし、幸せ!
タカユキくんもそりゃもうご機嫌。
大満足のバルセロナでした。
この後あんな事が起こるなんて、この時はまだ誰も知らない…