世界一周1日目にして、帰国の危機③
そう、私たちの戦いはまだ続いていたのです。
ポリスオフィスでロードサービスが来るのを待つ私たち。
そう、待つ
待つ
待つ
待つ
デジャヴ!!!
待っても待っても来ません。
この時点で午後8時。
事故を起こしたのが3時半頃。
ポリスメンの言ってたしばらく待っても来なければ連絡した方がいいってこういう事か…
ロードサービスが来ないとかあり得るの?
でもご存知の通り我々の持ってる携帯は電話が繋がらないし、ご存知の通り待ち時間3時間のポリスオフィスなので電話だけ借りに割り込むわけにはいかないし…
もうええわ!
チェックインの時間もあるし、モーテル行って一回落ち着いて考えよう。
なんかもう疲れてしまって、正直どうでもよくなってました。
ということで右ミラー使用不可のままモーテルへ行くことに。
2人ともぐったりしつつ、やっとの思いでホテルまであと数ブロックのところまでたどり着いた
が、しかし
なんとまさかの
道路が封鎖されてる
ちょうどホテルの入り口のあるブロックだけ封鎖。
すごい数のパトカーと消防車、救急車が。
どうやら火事があった模様。
出火元は宿泊先ではなかったけど、裏から回ってみても、どう頑張ってもモーテルに入れない。
どうにか入れてくれないか交渉したところ、人が死んでるし中に入れるわけにはいかないと怒られる始末…
こんなに災難ばかり起こることあります?
世界一周旅行1日目にして絶望。
とにかくチェックインする為に、離れた場所に車を停めて、徒歩でモーテルへ。
無事チェックインは出来ました。
しかし、車はどうすればいいか聞くも規制が解けないとどうにもならないから、もうすこし待ってみれば?との返答。
もう疲れすぎて死にそう。
ロードサービスのこともあるし、早く部屋に入ってゆっくりしたい…
なっちゃんが火事には気をつけてって言ってたのに…
もうダメだ…
私はここで死ぬんだ…
と自暴自棄になったその瞬間。
規制解けたー!
車を停めて、やっと落ち着く。
そしてフロントで確認したところ、なんと、国内への通話は無料!
部屋からdollarに連絡出来る!
これで落ち着ける!
電話の使い方がイマイチ分からず、フロントのお兄さんに掛け方を聞いたりして、なんとかdollarに連絡。
アワ「ロードサービスが来なかったので、宿泊先まで来てしまったんですが、どうすればいいですか?」
dollar「あー、そうなんですね。自走できるんですよね?大丈夫そうなら、最終日までそれで走るか、明日営業所に来て交換してください〜」
アワ「えっ?それだけでいいんですか?保険は…?」
dollar「保険で全部賄えるんで大丈夫ですよ〜、キャンセルじゃなくて交換って言ってくださいね〜」
アワ「あ、はい」
この7時間くらいはなんだったのか…
交通事故ってこんな軽い扱いなの?
アメリカ怖い…
という事で、波乱の1日目がやっと終わりました。
ちなみにこの日食べたのは、モーテルについて自販機で買ったスナック菓子だけです。
みんなもレンタカー借りるときは、保険ガチガチにしましょう!(最初カナエが最低限の保険以外外してと交渉していたのは秘密。もちろん断られました)
①自動車損害賠償保険(PP)
自賠責保険、これは強制加入。対物・対人
②自車輌損害補償制度(LDW)
レンタルした車の損害を全額補償してくれる。
③追加自動車損害賠償保険(SLI)
③追加自動車損害賠償保険(SLI)
PPのオプションで補償額が引き上げられる。
上の3つはぜっっっっったい入ってください。
以上、1ヶ月分くらいの疲労感を感じた1日目でした。
ランキングに参加中です!