ガウディの愉快な建築物② おトク情報
前回に引き続き、バルセロナを観光!
ガウディ作品といえば、サグラダファミリアが最も有名ですが、バルセロナの街には他にもたくさんガウディ作品があります。
グエル公園
Web Oficial | Park Güell Barcelona
地下鉄Lesseps駅もしくは地下鉄Vallcarca駅から徒歩20分
休園日:なし
時間:8:00〜18:15,20:30,21:30(季節により異なる)
料金:8.5ユーロ(事前ネット予約で7.5ユーロ)
ここで朗報です。
グエル公園に無料で入場できる方法があります。
なんと!日の出〜8:00までは、無料で開放されているのです!
つまり始発で行って8:00までに見て回れればタダです。本当にありがとうございます。
我々のようなお金はないけど時間だけはある!っていう方は是非朝イチグエル公園オススメです。
(しかもあんまり人がいないから、インスタ映え写真もいっぱい取れるよ!)
ちなみに、グエル公園はガウディの大スポンサーでもあり、理解者でもあったグエル伯爵が計画した英国風の庭園式住宅地。
当時ガウディは今で言うゲーティッドコミュニティーのように、住宅地を外壁で囲みアクセスを管理できるような計画を作りました。ただ、この時代のブルジョア向けの住宅販売にも関わらず公共の交通手段がない上、敷地面積の6分の1しか建物が建てられないとか、勝手に木の伐採が出来ないなどいろいろな規制があり、結局はグエル伯爵の家(今は学校)、ガウディの家(今はガウディ博物館)の他は1軒しか売れず、夢の宅地造成計画は1914年に断念。
その後1922年にバルセロナ市が取得し管理することになり、1984年にはアントニ・ガウディ作品群として世界遺産に登録された。
ガウディって採算度外視な作品ばっかり作ってる気が…。
気を取り直して次は
カサ・ミラ
Buy tickets - La PedreraBuy tickets - La Pedrera
場所:地下鉄3号線と5号線のディアゴナル(Diagonal)駅から徒歩1分
休館日:12/25
時間:9:00〜18:30or20:30(季節により)
料金:日付指定なしとか夜間、早朝など多種あり。
日付指定あり日中入場料22ユーロ
ここは、世にも珍しい「世界遺産にして現役の賃貸物件」
地中海をイメージした波打つ造形と、一つ一つ異なるバルコニーのデザインが特徴的。
一切の直線を持たない建築物なんだとか。
建設当初は、その見た目から市民達から醜悪な建物と見られ「石切場(ラ・ペドレラ)」というひどいニックネームをつけられてしまったらしい。
今ではスペインを代表する観光名所ですが、なんと300㎡の広さで家賃15万円!
やっす!!
世界遺産に住めて15万!!
世界遺産じゃなくても、バルセロナの一等地だし同じ広さの部屋借りたら10倍以上するのに!!
なぜかというと、当時は、その見た目と家賃の高さ(当時の職人の月収の10倍)から借り手がつかなかった。
そのため、「3世代に渡って値上げなし」という契約条件を付けたため、ほとんど値上げされずに、現在でも家賃は約15万円となっている。らしい。
現在も4世帯が入居中だそうで、見学は居住者のいない部屋と屋上。
残念ながら我々貧乏バックパッカーのため、中には入らず。
ちゃっかり行った感だけは出しつつ…
だって高いんだもん。
続いて
カサ・バトリョ
休館日:なし
時間:9:00〜21:00(季節により異なる)
料金:これまたいろいろな種類あり
日付指定あり一般チケット23.5ユーロ
優先入場+5ユーロ
(ネット予約の金額。現地よりお得)
こちらもかつては賃貸物件だったもの。
海をテーマに作られた邸宅だが、その複雑な曲線と青を基調としたタイルばりの外装から様々な説が唱えられている。
屋根の形状がドラゴンの背中のように見えることから、カタルーニャに伝わる竜退治の伝説を元にしたのではないかという説が有力。
屋根に突き出た塔は、ドラゴンを退治するために聖人サン・ジョルディが構える槍らしい。
玄関やバルコニー部の柱が骨に似ていることから、「骨の家」とのあだ名が付けられており、この骨はドラゴンの犠牲となった者たちのものだと言われているそう。
たしかに!ちょっと骸骨っぽい。
このカサバトリョ
2002年にガウディ生誕150周年を記念して一般公開された。
つまりそれまでは中は見られなかったということ!
こりゃ見なきゃ!と思いますよね。
でもね、私たちやっぱりバックパッカー。
23ユーロあったら三食食べれるから。
世界遺産よりご飯。
今度来よう今度!
ということで次ー。
貧乏な…じゃなくてガウディ以外も見たいなーって方にピッタリスポット。
サンタ・エウラリア大聖堂(カテドラル)
住所:Pla del la Seu, 08002 Barcelona
休館日:なし
時間:8:00~19:30
料金:平日 8:00~12:45、17:15~19:30:無料/13:00~17:00:6ユーロ
日曜祝日 8:00~13:45、17:15~19:30:無料/14:00~17:00:6ユーロ
バルセロナの教会といえばサグラダファミリアと思いがちですが、そもそも元祖はこっち。
バルセロナ市民にとってはこちらの方が根付いているそう。
ちなみにこのカテドラルも建設年月約150年!!
スペイン人、大きい建物建設するのに時間かけすぎじゃない!?
すごいけど!
すごいけどさぁ…コスパ悪すぎない?
という疑問は置いといて、早速中へ!
と思ったらなんでか入れてくれない!!
他の観光客らしき人も断られている。
だけど、地元民っぽい人は入っていく。
よくわからないので、警備のお兄さんに聞いてみるもスペイン語なのでより分からない。
南米で覚えたスペイン語はなんの役にも立たない。
諦めて外観だけ。
うん。すごーい。
でも中見たかった。
続いて
カタルーニャ音楽堂
Prices and schedules | Palau de la Música Catalana
住所: Carrer de Sant Pere Mes Alt 4-6
休館日:なし
時間:10:00〜15:00
料金:英語ガイドツアー16ユーロ
※カタルーニャ音楽堂の内部見学は、コンサートを見にいくか、上記ガイドツアーに参加しないとできません。
ガイドツアーは30分おき。定員人数に達し次第締め切りです。事前ネット予約必須。
もちろんココはアワ夫婦です。
そんなこと知りゃしません。
お金払っても見たいと思ってた所なのに、予約いっぱいで入れず!
翌日リベンジするも、特別公演か何かでツアー敢行しておらず!くそぅ!
ちなみにこの音楽堂はアントニ・ガウディと同時代の建築家ルイス・ドメネク・イ・モンタネルの作品。
いいものを大切に使い続けるスペイン人尊敬。
さぁいっぱい観光したらお腹が空くね!
ということで
サンジョセップ市場(ラ・ボケリア)
約800年の歴史を持つバルセロナ人の胃袋(ボケリア)。
広ーい市場内に魚介類、肉、野菜、フルーツとありとあらゆる食料品が!
見た目も鮮やかで味も美味しいし、幸せ!
タカユキくんもそりゃもうご機嫌。
大満足のバルセロナでした。
この後あんな事が起こるなんて、この時はまだ誰も知らない…
バルセロナで○し合い? ガウディの不思議な建築物
宿に関してすったもんだありましたが、
気を取り直して普通にバルセロナを観光…
と思ったのも束の間。
バルセロナにいるスペイン人全員振り返るほどの大喧嘩。
ご存知の方は多いかと思いますが、我々awa夫婦、日頃からお互いの背後を狙っています。
隙あらばやってやろうと…。
夫婦ってやつは日本で普通に生活していても、この言い方がムカつくだ、だらしないところがムカつくだ、卵焼きには醤油だろうが、だ何だって揉めるものだと思います。
お互いの諦めと広い心が大事。
一旦時間を置いて、冷静になって程よい距離を保って上手くやってく。みたいなね。
だがしかし!
英語力ゼロ旦那とコミュ力ゼロ嫁
旅中そんなこと言ってらんないんですよ。
はぼ24時間一緒。
宿も移動も観光も沈没も全部一緒。
お互い助け合わないと死ぬ。
正直しんどい。
よく「夫婦で世界一周なんて素敵!僕私も将来やりたい」とのお言葉をいただきますが、声を大にして言いたい。
#しない方がいい
いや、
#すな
本当に。
一人旅のように全部自分のしたい事・行きたい所・食べたいものってわけにはいかない。
妥協するしかない。
だからストレスも溜まる。
日本に居たら一緒に住んでても分からない部分も多いし。
特に我々、お互いに我が強すぎるほど強い。
世界の中心は自分。
結婚生活に向いてなさすぎる人種である。
とにかく全てがムカつく。
なぜそこにいるのか。
なぜ息をしてるのか。
というクソみたいな理由でバルセロナの真ん中で大喧嘩。
セグウェイに乗ったお兄さんもセグウェイから落ちそうになるレベル。
とにかく
夫婦で世界一周。
#すな
ということで(笑)
夫婦改め、トラベルバディとしてレッツバルセロナ観光!
バルセロナといえば。
そう。
スペイン、カタルーニャ出身の建築家。19世紀から20世紀にかけてのモデルニスモ(アール・ヌーヴォー)期のバルセロナを中心に活動した。サグラダ・ファミリア(聖家族教会)・グエル公園(1900-14)・カサ・ミラ(1906-10)をはじめとしたその作品はアントニオ・ガウディの作品群として1984年ユネスコの世界遺産に登録されている。
ガウディといえば、
そう。
Buy tickets - Basílica de la Sagrada Familia
地下鉄2号線または5号線のサグラダファミリア(Sagrada Familia)駅下車すぐ。
休館日:なし
時間:夏季9:00〜20:00、冬季9:00〜18:00or19:00
料金:タワーに登る登らない、ガイド付ける付けないとかで複数料金設定あり。
一番スタンダードなツアーで24ユーロ
サグラダファミリアは1882年の着工から136年経った今でも建設中の教会。
かつては完成までに300年かかるだとか、永遠に未完の作品であるとか言われていたけど…
近年では、観光客からの充分な拝観料収入と技術の進歩によってガウディ没後100年の2026年に完成する予定らしい!3Dプリンター万歳!
しかしこのサクラダファミリア、全貌はガウディの頭の中にしかなかったと言われており、完成図もたった一枚のスケッチのみなんだとか。
どんな作品になるのか楽しみすぎる!
しかも新しい部分を建てながら、劣化している部分を修復し続けているという珍しい世界遺産。しかもしかも主任彫刻家は日本人です。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%25E5%25A4%2596%25E5%25B0%25BE%25E6%2582%25A6%25E9%2583%258E
すごい。
そして中も本当に美しい。
ステンドグラスは太陽の光によって、柱や壁に反射するように計算されている。
(時間によって光の反射具合が違います。オススメは午後一。各方面の窓から太陽光が入ってめちゃくちゃ綺麗)
柱も天井も計算し尽くされた美しさ。
この生誕の門は、日本人彫刻家外尾悦郎さんの作品。
中も外も本当に細かく、美しい。
実際に作り上げるのに何百年もかかるこれを1人で設計したガウディは本当に天才だと思う。
※最近では観光客が増加しすぎて、入場するのに毎日長蛇の列ができており、事前にネット予約必須です!
私たちも何にも考えずに行ったら「今日の分のチケットはもうない」と言われました。
サグラダファミリア周辺に行けば、チケット予約専用のWi-Fiが飛んでるので、それをキャッチしても良いし上に貼ったHPからも予約できます。しかもネット予約の方が安い。
下記サイトが予約の仕方を詳しく書いてます。
【2018.07.11日更新】 サグラダファミリア チケット予約購入方法 | バルセロナ ウォーカー バルセロナ ウォーカー
ちなみに、嫁はガウディ好きで6年前にもバルセロナを訪れて居ます。
その時のサグラダファミリアがこちら
この6年でだいぶ完成度上がってる!
完成したら、また来なきゃ!
世界一周に出た理由
約8ヶ月旅をして残り1ヶ月半を残すのみとなりました。
そんな今思う事をただただ書いてみました。
面白くもなんともないやつ。
誰かを否定してるわけでも肯定してるわけでもないです。
私が思った事。
不快に思う人がいたらすいません。
旅をしていて、よく聞かれるのが
「なんで世界一周しようと思ったんですか?」
えっと、
行きたい国がいっぱいあったから。
見たいものがいっぱいあったから。
とりあえずウユニに行きたかった。
そしたら南米周っちゃおう。
南米行くならアフリカとかも行ってみたい。
アフリカ行くなら中東とか東南アジア通って帰って来れば効率的じゃない?
って繋いだら世界一周になってた。
それだけ。
世界一周に行きたいって思ってる人で、実際に行動に出ない人は、世界一周に夢や希望を抱きすぎてる人だと思う。
世界一周するのに大義名分なんてない。
行きたかったから!それだけ。
世界一周は人生の目標でもないし、最終目的でもない。
世界一周に出なくたって仕事辞める人はいる。
他にもやりたいことはいっぱいある。
やりたいと思ったことはやりたい。
想像出来ることは実現できるから。
世界一周して何が変わったかって?
何も変わってない。
私は旅に出る前から、潔癖気味で虫も汚いのも臭いのも苦手だし好き嫌いも多い。コミュ障だし。
旅に出たってそんなもん変わらないよ。
これが学生で、すごく若くてバイタリティに溢れててスポンジのように吸収率が高ければ違うかもしれない。
でも私も旦那もアラサーの頭の凝り固まった日本人。
いろんな国の文化に触れて、宗教を知って、暮らしを体験してみたけど…
だからって私の日本での生活が変わるわけじゃない。
綺麗で便利で時間に細かい社会で生きて行く。
旅に出て考え方が変わったとか人生観変わったと言う人がいるけど(それはそれでいいと思う。そう思えることは素直にすごい)
私はそうは思わなかった。
いろんな国の人の文化を知ることは出来る。
けど理解することは出来ない。
例えばガンジス川。
日本人からしたら糞尿や死体や生活排水が流された汚い川。病気が蔓延する原因でもある。
お金を出して清掃活動をするべき!なんて思う人もいるかもしれない。
だけど、インド人からしたらアレは聖なる川。
全能の神シヴァに触れた水は聖なる水であり、人間がいくら汚しても穢れる事のない水。
だから汚しても良いし、汚れてても聖水に変わりはない。
ガンジスで沐浴するのはインド人の夢。
日本人は入る事すら戸惑う。
知ることは出来るけど、理解はできない。やっぱり。
それは生まれた国が違うから仕方ない。
違う宗教の人間を憎んで殺しあったり、人種や肌の色で差別する人もいる。反対に自分が富を得たのは自分の代わりに貧しさを与えられた人間がいるからであり施しをすべきと考える宗教もある。
色々な文化や習慣、考えがある。
それは育った環境と受けてきた教育と生きている社会の違い。
ある日突然宗教に目覚めて改心する人もいるし、その国に移り住む人もいる。
それはすごいと思う。
そういう人はその国、宗教、人種、文化を"理解"してる人だと思う。
ただ世界一周して、日本に戻ってきて、また以前と同じように日本の社会で生きていく私は、ただ世界を見てきたってだけ。
日本は制度的にも民度的にも、みんな平等。
例えばホームレスになるにしたって最悪の最悪の状況にならなければ日本でホームレスなる事はほぼない。
でもアメリカでは、退役軍人がPTSDが原因で働けず援助もなくホームレスやってるなんてザラ。
だから日本人より、快くお金を渡す。
でもこれは悪い事じゃないと思う。
だってそれが日本人だもん。
郷にいれば郷に従えって思うけど、たった数日数週間数ヶ月そこに居るだけで、そこで生まれ育った人の感性を理解することなんてできない。
まずそもそもお風呂やトイレに土足で入るなんて有り得ないでしょ?
それは日本に土間や畳の文化があるから。
一旅人がその国や人の習慣を覆すなんて間違ってるし、私たちはお邪魔させてもらってる立場だからルールや習慣に従うけど、本当なら玄関で靴脱いで部屋の中は清潔にしてたい。
それは文化の違い。
でも旅に出てなんの意味もなかったかって言ったらそうじゃない。
意味はあった大いにあった。
○まず自分が意外と勇気があるんだって気づいた。
世界一周と言わず旅に出たいって思ってる人は日本中いっぱいいると思うけど、本当に行動を起こす人はかなり限られてると思う。
まぁ基本的にクレイジーなやつだけだと思うし。
仕事やめられないし…
お金ないし…
親が反対してるし…
英語喋れないし…
テロとか怖いし…
って全部言い訳!
やってみなきゃわかんないでしょ。
一歩踏み出す勇気!
よくこういうこと語ってる人の本とかブログとか動画とか見て感銘を受けました!私も変わりたいと思う!とか言うけど、結局みんなやらないでしょ?笑
まぁそれはそれでいいと思う。
やらないと言う選択をしただけ。
後先考えられるちゃんとした大人だと思う。
でも私達には結婚してるのに、家も仕事も全部放り出して旅に出るっていうクレイジーな選択をする勇気があった。
○世界中の景色を自分の目で見られた。
今の時代スマホでなんでも出来て、世界の秘境の写真や動画だって検索すれば1秒で出てくる。
だから現地に行かなくてもどんな景色かどんな色かどんな形か知ることが出来る。
でも現地に行かなきゃわかんない事もある。
その場所の迫力とかエネルギーとか、質感、匂い、移り変わる天候と景色とか、辿り着くまでの道中とか、裏側こうなってんだなーとかこういう人が住んでんだなーとか。
百聞は一見にしかず。
パレスチナだって日本の報道じゃ毎日爆破テロがあって内戦してて、行ったら拉致されるみたいなイメージだった。
みんなにも危ないって言われてたし。
でも全然違った。
平和な町。人も優しい。
たしかに宗教、民族対立しているし内戦しているのは事実。
だけどそれはガザ地区という地域の話であって、現地に行ってちゃんと見るまでその違いすらわからなかった。
ヨハネスブルグも警察の機能してない世界最恐都市なんて言われてるけど、信号待ちで襲われることもないし、交通ルールは日本並みに守られてて、本物の警察が日本より厳しくスピード違反を取り締まってる。
エジプトのピラミッドだってマチュピチュだって、写真で見たらすげー!って思ってたけど、実際見たら私にとっては正直拍子抜けだった。
日本で得られる情報は、その全てじゃないし正しいとも限らない。
自分の都合のいい事しか知らないしね。
だから行って自分の目で見て、思ってた通りだ。本当は違ったんだ。って考えられるのは本当に貴重な体験だったと思う。
そして最後に、
さっき文化や宗教を"理解"する事は出来ないって書いたけど、
○世界を"知る事"が出来た。
世の中にはこういう人がいるんだ、こういう文化があるんだこういう考え方があるんだって、教科書とかテレビとかネットとかそんなので見たことあったのかもしれないけど。
本当の事を知れた事。
これは大きいと思う。
世界を知ったから、日本は良い国だってわかった部分もあるし、日本のここがダメだなーって思う事もある。
知ってるって事は、大きい。
これからどうやって生きていこうか…将来どうするんだろう…
そんな事を考える時に、あんな人もいたしあんな考えもあったな。って思える。
日本にいて、社会の型にはまって、レールから外れないようにまっすぐ歩いて…
全然間違ってないと思うし、そういう人尊敬もする。
でも自分は違うかなー。とも思う。
それは前から思ってたけど、いろんな事を知ってより鮮明に思う。
日本では電車が5分でも遅れたら、みんなイライラして、車掌さんが謝って、それでも来た電車にすし詰めになって乗っていく。
でもほとんどの国では、公共交通機関が時間通りに来る方が珍しいし、なんなら来ない事だってあるけど、別に誰も怒らないし謝らない。
しょうがないもん。
来ないもんは来ない。
予定は狂うけど、しょうがないよ。他の方法見つけよ!
ってぐらいの気持ち。
特に貧困国は、そういう考え方の人が多い。
日本は発展してるし、先進国だけど、日本のそれが正しいとも限らない。
幸せの定義もそう。
世界一幸福な国ブータンはアジア屈指の貧困国。
でもみんな幸せを感じてる。
理由は
1日3食食べられて、寝るところがあって、着るものがあるから。
私って欲張りだなぁと思う。
幸せって言われたら、お金があって庭付きの広い家で犬と猫飼って、車があって、好きなことやって、友達と飲み会やって、家族とも仲良くて、いろんな国に旅行に行って…
あげたらキリない。
世界には衣食住ある、それだけで幸せっていう人がいる。
先進国の人間は後進国発展途上国の人間に対して、自分たちの幸福の価値観を押し付けがちだけど、その人たちにはその人たちの幸福がある。
もしかしたらこの先、世界のどこかの誰かのために何かする時がくるかもしれない。
その時に、こういう事を考える時間を得られたことがきっと役に立つと思う。
まぁ色々語ったけど、
世界一周は凄いことじゃない。
自分なんて見つからないし、価値観は変わらないかもしれない。
でも、やりたい事はやろう。
自分の人生だもん。
自分がいいと思ってるなら、
安定を求めて固く堅実に生きるのもいいし、
一度旅に出てみるのもいい。
もっとぶっ飛んで皆が思いつかないような事やるのもいいと思う。
という御託でした。
あと1ヶ月半でコロっと意見が変わるかもしれないけど(笑)
バルセロナ 絶対に泊まってはいけない宿
リアルタイムとかけ離れすぎてますが、2/23の記事です。
さて、パリを大満喫したawa夫婦。
本当は南仏とか行ってワインとか飲みながらのんびりしてみたかったけど、なにせヨーロッパは何もかも高いし、「歳とっても来られそうだから」というバックパッカーにありがちな言い訳をして次の国へ!
今度はスペイン🇪🇸
vueling air
というスペインのLCCでの移動。
LCCだけど、預け荷物料込み、1人15000円くらい。
ヨーロッパといえば鉄道旅ですが、LCCの台頭で電車も飛行機もあんまり値段が変わらないらしいので飛行機にしました。
乗り心地は普通。
席は割とゆったりめだった気がする。
1.5時間だし、特に可もなく不可もなく。
バルセロナの空港から市内の中心カタルーニャ広場まではAerobusという直通バスが10〜20分間隔で運行。
バルセロナ市内から空港へのアクセス(空港バス編) | バルセロナ ウォーカー バルセロナ ウォーカー
チケットも券売機で購入可。
乗り口も標識が出てるのでわかりやすい。
とっても便利!
そしてカタルーニャから電車に乗り換えて
(ウン年前に初めて来た時、この辺で友達のiPhoneスられて警察行ったなぁ…懐かしいなぁ…と物思いにふけりつつ)本日の宿へ!
え、あれ?クッソ田舎じゃんナニコレ
しかも公園に卓球台…
そうです。バルセロナは宿代がエクスペンシブ過ぎて、郊外の宿にしてみたらこんなど田舎に佇む保養所みたいなところでした
インアウト
○部屋は広いしキレイ。
○トイレ数も多い
○ホットシャワー
○Wi-Fi快適
○ご飯もレストランが併設してるのでビュッフェ形式の朝ごはん有。
お金を払えば普通に食事も可。
ホテルとしてはとても良き。
しかし!問題はまじで田舎すぎて何にもない事。
敷地がめちゃくちゃ広く何棟かに分かれているので、移動が大変。
敷地内で山を登り山を降りる。ここに来てまで登山か!笑
スーパーも隣村?まで歩かないとないし、レストランは愚か店も何にもない。
はい、移動ー!
(この判断が、あんな事件を巻き起こす事になるとはこの時は知る由もなかった)
今度はバルセロナの中心地。
セーフステイバルセロナゴシック
ドミだけど、壁とカーテンで仕切られた広めの個室にベッドが置いてある感じ。
金庫もあり。
○ホットシャワー
○廊下にロッカーあり
○Wi-Fi快適
朝ごはんはなし
いいホテルっぽい。
レセプションはなんかちょっとガラ悪くてサービス精神はほぼない。
まぁ、この旅に出て少し心が広くなった気がするし、それくらいは許そう。
そう思ってたけど…
このホテル
ワーストホステル!
0点。
本当にぶち○してやろうかと思っ…おっと危ない育ちの良さが出た。
それはある日突然起こったのです。
市内観光からルンルンで宿に戻ると…
カナエの部屋の荷物全部ない!
大きいバックパックはロッカーに入れてたし、貴重品は持ち歩いてたけど、洗面用具とかタオル、着替え、歯ブラシ、寝巻き等は部屋に置いたまま。
それが全部ない。
綺麗さっぱり片付いてる。
あれ、部屋間違えた?
いやいや合ってる。
ベッドも合ってる。
3回確認したけどない。
カナエ大騒ぎ。
タカユキくんに報告。
タカユキくんの荷物はある。
ベッドメイキングされてるから、泥棒とかではなさそう。
というか盗っても価値無いものしかないし。
間違えて片付けられた線が濃厚かな。
という事になったので、例のホスピタリティゼロのレセプションのところへ。
あぁ、ベッド番号間違ってたから片付けたわ
とのこと。
えー、ほんと?
受付の番号と書いてある番号一緒だけど?
…あー、合ってるわ。ごめんごめん。
荷物ね、はいコレ。
差し出されたのは、ゴミ袋に詰め込まれたカナエの荷物。
は?
100歩譲って従業員が間違ってしまって荷物片付けるのにゴミ袋を使ったのはいい。
使ってないやつならな!!
未使用ならな!!
なに普通にタバコの灰捨てたゴミ袋に人の荷物詰めてんだよ。
ぶっ飛ばすぞ。
しかもごめんごめん(半笑い)じゃねぇよ。
もう本当にマジギレ。
まじで。
唯一の救いはhostels.comの「10泊貯めると1泊無料」のその1泊だったこと。
お金払ってないからやられたのかもしれないけど。
なんとか怒りを鎮めて、やり過ごしたけど…
危うく異国の地で塀の中に入るところだった。
本当に許せない。
バックパッカーにとってバックパック一個に詰め込んだ荷物が生活の全部。
些細なものも本当に大切にしてるの。
また買えばいいじゃんとかじゃないの。
このホテルダメ絶対!!
さ、気を取り直してバルセロナ観光へ!
お〜シャンゼリゼ〜♪ ザ・パリ観光
貧乏バックパッカーには辛い街パリにやってきてしまったawa夫婦です。
怖い、この街、なんなの、今まで見た事ない物価!
レストランなんて怖すぎて踏み込めない。
その辺で売ってるサンドウィッチさえ5ユーロくらいするやん、、
そんな時は…
そう、世界の
McDonald's
マクゥダァーナル
世界中で同じ味、同じ価格帯、同じ注文方法…!最高かよ。
シャンゼリゼ通りにもあります。
住所:140 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris, フランス
一時期日本ではマック離れなんてありましたが、旅人はそんな事言ってられない。
何肉だろうが、一旦床に落ちたのを拾ってようが関係ねぇ!
と言うわけで日々マクドナルドさんにお世話になっておりました。
なんならずっとお世話になっております。
世界のマック、世界のコーラ、世界のオレンジジュース…訪れた国で必ず購入する3点。
さて我々の食事事情は置いておいて、いざパリ観光へ。
せっかく来たんだから定番全部回ってやる!
エッフェル塔
エッフェル塔、公式サイト:チケット、インフォメーション、ニュース…
時間:9:00〜0:45
料金:10ユーロ(展望台までのエレベーター)
謎ポーズ推し。
(だって高いんだもん)
宿の管理人さんから、エッフェル塔前の広場ではなくて、橋を渡った反対側「トロカデロ広場」からの方が綺麗に見えるって聞いてそっちに行きました。
本当に綺麗に見えるし、写真も撮りやすいからこっちがおススメ!
エトワール凱旋門
時間:10:00〜23:00
料金:12ユーロ(展望台まで)
螺旋階段をひたすら登る
高いところをちょっと怖がるおまめさん。
建物が規則正しく並んでて圧巻。
珍しくツーショット撮るくらいにははしゃぎました。
ノートルダム大聖堂
時間:7:45〜18:45(土曜日曜は〜19:15)
料金:入場料無料
塔に登るのは10ユーロ
地下クリプト見学は5ユーロ
200年もの歳月をかけて完成した大聖堂。
面から見ても裏から見ても美しい外観。
中もステンドグラスと彫刻がすごく綺麗。
そしてパリといえば芸術の街って事で、美術館巡り。
awa夫婦はこんなナリと性格してますが、実は美術館博物館好き。
日本にいる時も色んな美術館に行ってました。
ぶっちゃけ教養なんて持ち合わせてないので、フィーリングです。
なんなら説明書きすら読まないです。
直感だけで美術館を楽しんでるタイプ。
そんな我々がまず向かったのは
オルセー美術館
休館日:月曜日
時間:9:30〜18:00(木曜のみ〜21:45)
入場料:12ユーロ(約1600円)
オルセー美術館の建物はもともと1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道によって建設されたオルセー駅の鉄道駅舎兼ホテルであった。
印象派画家の作品が多く展示されている
ということで中もまんま駅舎っぽい。
そして広い!
真ん中に彫刻作品がズラッと並んでて、その脇に作者や時代、作品別に大小の部屋がたくさんある。
awa夫婦は割とのんびり見てたので3.4時間いました。
『落穂拾い』(1857年)ジャン=フランソワ・ミレー
農村の貧しいけど力強く生きる女性を描いている。
これも有名ね。
めっちゃ、綺麗、身体。
そんでこれも「ヴィーナスの誕生」
ウィリアム・アドルフ・ブグロー
ヴィーナス誕生しすぎ。
ゴッホ『自画像』(1889年)
思ってるより小さい。
『退廃期のローマ人たち』(1847年)トマ・クチュール
堕落した古代ローマ人を描いている。衰退していく中お酒飲んでグータラする人たちを、男性二人が非難するような目で見てる。
わかりやすくてとても好き。
上野を始め世界に7つ展示されているんだそう。これはオリジナル石膏。
現在飾られている場所に、新しい装飾美術館を建設する計画にあたって国からロダンが製作依頼を受けて取り掛かった。結局計画は頓挫、創作にも時間がかかりすぎて、終生手元に置いたものの未完に終わったという作品。
隅々まで細かい細工で、並々ならぬ熱意を感じる。
以下個人的にグッとくる作品。
続いてオルセーの正面にある
ルーヴル美術館
休館日:火曜日
時間:9:30〜18:00(水・金曜は〜21:45)
入場料:15ユーロ(約2000円)
ガイド:5ユーロ(約660円)
普段説明とか聞かないし、オーディオガイド使わない派ですが、ここでは借りました。
なんてったってガイドが3DS
リアルダンジョン感やばい。
すごいなNintendo!
ルーヴル美術館を全部見て回ろうと思ったら1週間はかかるので、この3DSガイドに従って見所を絞って見て回ります。
『ミロのヴィーナス』、紀元前130年頃(ギリシア)
女神アフロディーテの像と言われている。
左腕はどうなっていたのか未だに謎に包まれていて想像力を掻き立てるー!
そして、正面からしか見たことなかったけど3DSガイドに従って後ろに回ると背中も美しく作られているのがわかる。壁に背を向けていたと言われているので、後ろは細かく作る必要なかったらしいけど…職人魂ですね。
大理石彫刻『サモトラケのニケ』。紀元前190年頃
船に降り立った女神ニケの像。100以上の破片を組み合わせて復元されている。すごいおっきくて力強い。
ルーヴル美術館といえばこれ。
世界でもっとも知られた、もっとも見られた、もっとも書かれた、もっとも歌われた、もっともパロディ作品が作られた美術作品。モデルは誰なのか分からないとか、背景にいろんな意味が含まれているとか…謎の尽きない絵。思ってるよりめちゃくちゃ小さい。
あと人がすごい。
モナリザとツーショット撮るために絵自体に背を向けて写真撮るのに夢中。それ見て「何やってんだろう」と心から思いました。
『ナポレオン1世の戴冠』、ダヴィド(1805-1807年頃)
ルーヴル美術館の中でも大きい作品。
迫力あるし、細かいディテールも美しい。
学芸員の方?が模写してるとこにも遭遇。
タカユキくんの好きな古代エジプト美術部門も充実。
神殿の柱らしいけど、怖い。
もっともっと見所いっぱいあるけど、一万文字くらいになりそうなのでこの辺で。
そして他にも近代美術館とかオランジュリーとかあるけど、時間なかったのと、前に行ったことあるので悔しいですがパス。
ヴェルサイユ宮殿
Château de Versailles | Site officiel
時間:8:00〜20:30
休館日:月曜日
料金:20ユーロ
黄金の門
当時のマリーアントワネットやルイ王朝の生活の豪華さや財力を垣間見れる。
一番有名な鏡の回路。
ここは外部から宮殿を訪問する人々の通路や待ち合わせ場所として利用されたり、祝宴や、盛大な規模の儀式、外国からの特使との歴史的な謁見の間としても使用されていたとの事。
電気のなかった時代に鏡と多数のロウソクで明るさを確保していたとか。
1919年、第一次世界大戦後の連合国とドイツとの間で締結された歴史的な "ヴェルサイユ条約" も、この「鏡の間」で調印されたのだそう。
門から庭まで本当に豪華絢爛の一言。
豪華さだけでなく、フランス革命やマリーアントワネットの悲劇の舞台でもあり、フランスの歴史を学ぶことができる。
というか広すぎ!
東京ドーム10個分の敷地だそうで。
ちなみにパリの美術館はほとんど毎月第1日曜日は無料デー。
さらに学生or19歳以下はいつでも無料のところが多いので若い時に行くべき。
ということで、パリの有名どこだいたい見て回ってやったぜ!
写真と文字が多すぎ。
ヴェルサイユ以外は大体歩いて行けます。
パリの交通とかヴェルサイユへの行き方はネットにいっぱい落ちてるので省略。
ヨーロッパ上陸 パリの日本人宿
思いがけずサルヴァドールをしっかり満喫した我々。
ブラジルいい国。また来たい国。
さぁ、色々あり過ぎた南米編終了!
ついにヨーロッパ編突入!
初の大陸移動だー!
さて、どこへ飛ぼう。
awa夫婦は一般的な西回りではなく、北中南米から始まる東回りで世界一周をしているので、あんまりゴールデンルートみたいなものがない。
なので、何も考えずスカイスキャナー先生にお願いして一番安い航空券を検索。
とりあえずヨーロッパどっかまで飛べればオケ。
(本当スカイスキャナーなかった時代の世界一周旅行者ってどうしてたんだろう?)
ということで、次なる目的地はパリ!理由は最安値だから!
1人3万ちょい!
大陸移動にしたらだいぶ安い!
ありがとうございますスカイスキャナー様!
使ったのは、
ポルトガル国営航空TAP
TAP Air Portugal - Official Website | TAP Air Portugal
(リスボンで降りた方が安いんじゃ?と思うけど、パリまで行った方が安いんです。格安航空券あるある)
TAPはオンラインチェックイン可。
出発前にメールが送られてくるので、リンクに飛んでwebサイトから簡単にチェックイン出来ます。
便利な時代〜!
今回はアメリカ→ペルーの時のように出国する航空券は必須じゃないし、入国管理ガバガバのEU(前より厳しくなったけどね)
そして何より、行ったことあるー!
という事で前回よりは不安なし。
ただ!一点だけ!
LCCでもない、国営航空の癖に預入荷物に別料金が発生します。LCCでもないのに。
一個約55ユーロ。
くそー!高い!けど、しょうがない。払いました。2人で一個だけ。
サルヴァドールの空港は、市街地から結構離れているのでバスで移動。
ビーチ
ここでバス乗り換え。
ビーチ行きたかったけど、断念。
空港までのローカルバスは、お客さんを乗せる気があるのかないのか…
全然スピード緩める事なくバス停を過ぎ去って行きます。
頑張って乗ります!アピールするしかない。
何本か乗り逃し、猛アピールの末なんとか乗車。空港に到着。
ものすごいLCC感。
座席はちょっとせまめ。
でもまぁなんとか寝れるかな。
食事とドリンクサービスあり。
TAPは遅延する事で有名らしいけど、案の定ちょっと遅れてサルヴァドールを出発。
リスボンでは、プライオリティカードを駆使してラウンジへ。
BLUE LOUNGE
場所がわかりにくい上にこじんりしてるけど、綺麗だしまぁまぁでした。
ちなみに、タカユキくんはウユニでプライオリティパスを盗難されてるので外で待機(笑)
そしてここでまたまた飛行機が遅延。
夕方にはパリに到着予定だったのが、夜になっちゃう…
泊まる宿は決めていたので、遅れる旨連絡。
飛行機から見える雲は綺麗でした。
結局2時間ほど遅れてパリに到着。
オルリー空港から宿までバスと電車を乗り継ぎ。
空港とパリ市内はdirect busというのが往復しているので便利。到着口から出てすぐに乗り場があります。6:30〜23:50まで20分間隔で運行。
片道12ユーロ(約1550円)
宿は
ドリームハウス
ドリームハウス – パリにある日本人宿、ドリームハウスです。皆様のお越しをお待ちしております。
一階のケバブ屋さんが目印。
バンさんという韓国人?中国人?が経営している日本人宿。
パリの市内からはすこーし離れているけど、その格安料金と、なんと朝夕ご飯が付いている(しかも日本食!)のが売り。
物価の高いパリで二食も付いてるのは助かる〜!
awa夫婦が到着した時には、20歳くらいのソムリエ修行中の男の子が管理人をやっていました。バンさんは世界を飛び回って仕事してるんだかなんだかで基本パリにはいないらしい。
部屋は男女別で、ベッドがいっぱいの場合何人かはリビングにマットレス敷いて寝るシステム。
初日はタカユキくんがリビングでした。
到着したのが遅かったのでリビングでは酒盛りが始まっていて、結局みんなが片付け始めたのは1時くらいかな。
awa夫婦が滞在中は、世界一周旅行者はおろかバックパッカーはおらず、学生さんの卒業旅行とかお仕事で来てる人とかがほとんどでした。
今までの宿とは違ってちょっと戸惑い。
そして噂のご飯は、タンさんという中国人の女性が作ってくれます。
一応朝夜時間が決まってるけど、タンさんの気分次第な感じ。
献立も日本食ではなく、中華?かな?んん?
ううーん??
昨日と同じメニュー、、
…餃子の日はあった!美味しかった!
と言うわけで夕飯はあんまり食べてる人いなかったです。
まぁパリって美食の街だからね!
いろんなお店行った方が楽しいしね!
我々は毎日ドリームハウスで食べたけどね!
貧乏旅人だからね!
そんな貧乏旅人の我々ですが、ラスベガスぶりのザ・観光客します。
カラフルでクレイジーな街 サルヴァドール
宿を移動して、早速サルヴァドール観光へ!
前回の記事にも書いたように、かつてポルトガル植民地時代、多くのアフリカ人奴隷が連れてこられた街サルヴァドール。
民族の融合によって独自の文化が栄えています。
サンバは奴隷たちが持ち込んだアフリカのリズムとダンスが元となっているし、カポエイラもサルヴァドールが発祥で、これは奴隷たちが自らの身を守る為に踊っているように見せつつ護身術を会得する為に生まれたと言われています。
旧市街の建物はヨーロッパ調バロック様式の教会とカラフルな建物が沢山あって見ているだけで楽しい。
ペロウリーニョ広場(Largo Do Pelourinho)
マイケル・ジャクソンの名曲、“They Don’t Care About Us”のPVの舞台となった場所。
マイケルのファンショップもありました。
本当に建物がカラフルで可愛いし、見てて歩いていて飽きない街。
続いて有名どころ。
350以上の教会を有するサルヴァドールの中でも最も有名なのが
サンフランシスコ教会(Igreja E Convento De Sao Francisco)
入場料:2.5レアル (約165円)
通称「黄金の教会」
本当にどこもかしこもキンキラキン。
圧巻でした。
内部とは異なって、ブルータイルで飾られた回路もおしゃれ。
隣には
オルデン・テルセイラ・デ・サン・フランシスコ教会(Igreja de Orden Terceira de São Francisco)
入場料:2.5レアル (約165円)
こっちも割と派手だけど、こじんまりしていて綺麗でした。外装が他とちょっと違う。
バジリカ大聖堂(Catedral Basilica De Salvador)
こちらも沢山の金の装飾があって美しい。
ちょっとおじさんはしゃいでるね。
ノッソ・セニョール・ド・ポンフィン教会(Igreja de Nosso Senhor do Bonfim)
教会の前で売っているリボンを括り付けて3つ
願い事をすると叶うとか。
もちろん2人とも願い事してきました。
なんか違うけど!笑
このリボン「フィッタ」という名前で布製のリボン。ミサンガの元になったとも言われています。
元になったものとか発祥のもの多い!
それだけいろんな文化が融合して新しいものが生まれた街ってことですね。
そしてこの街も、例に漏れず旧市街と新市街に分かれていて、だいたい観光名所は旧市街にあります。
ただ珍しいのは旧市街が丘の上、新市街が丘の下に広がっており、2つを結ぶエレベーターがある事!
ラセルダ・エレベーター(Elevador Lacerda)
料金:片道0.3レアル(約10円)
上からの景色はこんな感じ。
貿易の拠点になっている港町だけあって賑わってます。
エレベーターの下には
メルカード・モデロ市場(Mercado Modelo)
食べ物の市場ではなくてお土産とか雑貨、サルヴァドールならではの民芸品が売ってます。
レストランもあり。
私たちは市場内ではなくて、近くのローカルレストランでご飯。
写真も英語もなく、ポルトガル語オンリーだったので勘で注文。
豆のカレーみたいなの。まぁまぁでした。
そして
バイーア地方の郷土料理
アカラジェ(Acarajé)
コロッケみたいに見えるけど、豆を練った生地を揚げたものに、干しエビと具材と甘辛いペーストを混ぜたものを挟む。
ちなみに干しエビ有無は選べます。
結構油っぽいし、甘辛というか下の方激辛!
一回食べてみたら、満足かな。
一個10レアル(約330円)
民族衣装を着たアフリカ系の女性たちが屋台で売っています。
サルヴァドールは見所いっぱいで本当に楽しい街。人も明るくて元気で優しいし、いろんな文化が入り混じっているまさに
「カラフルでクレイジーな街」
awa夫婦も旅に出るまで知らなかった街だけど、ブラジルに行くなら是非!おススメです。
おまけ
カーニバルの名残?なのか?
広場でカポエイラやってるお兄さんたちの身体がすんごい。
ランキングに参加中です!