ロス・グラシアレス国立公園 ペリトモレノ氷河
氷河に対してテンションMAXのけんちゃんと共に
ペリトモレノ氷河ツアー!
朝宿までピックアップに来てくれるんですが、何故かガイドのお姉さんとけんちゃんが中々落ち会えなくて、バス内から見ててニヤニヤしちゃいました。
ガイドのお姉さんはスペイン語と英語両方で説明してくれます。ありがたい。
しかしawa夫婦は相変わらずよくわかってません。
大丈夫、なんとかなる。ここまで説明なんて9.5割わかってないけど旅楽しめてるし!
ということで、早速!
アルヘンティノ湖へ。
日本語的な発音で言うとアルゼンチン湖。
アルゼンチン湖。はい。
声に出して言いたい日本語。
ここは、ペリトモレノ氷河をはじめとした7つの氷河を有する氷河湖。
氷河が溶け出て見たことないくらい青い。
これ本当に見たままこの色です。
パイネで見た湖も綺麗だったけど、ここも美しい!
しばらく景色を眺めてバスに戻ると、けんちゃんが目をキラキラさせながらカラファテの実を持って登場。こう言う能力本当すごい。
カラファテとは、この地名の元になった植物。
ブルーベリーに似た実で、味もブルーベリーに似てるけどちょっと苦かったかな。
地元では「カラファテの実を食べた旅人は必ずこの地に戻ってくる」という言い伝えがあるそう。
また戻れるといいなぁ。
ありがとうけんちゃん。
そして再びバスに乗って、こちらも管理事務所で入場料を払います。
パイネと違ってバスに係の人が乗ってきて、お金を払うと同時に出身国を聞かれます。
何故なのかよく分からないけど、とりあえず
とこの旅中に覚えた数少ないスペインを披露。
みんなの出身国を聴き終わったら、一旦係のお兄さんが降りていって、それぞれ出身国記載のチケットを持ってきてくれます。
(出身国はたぶん統計取るために聞いてるだけっぽい)
入場料:500アルゼンチンペソ(約2660円)/1人
事務所を過ぎてどんどん進むと…
おぉー!ちょっと見えてきたー!
しかし、天気が悪くなってきて湖も濁ってきた…
なんて心配してたら、すぐそばに鷹が。
カッコいい!!
天気に不安を抱えつつ、ボート乗り場へ。
この時点でめっちゃ寒い!
死にそうになりながらトイレを済ませて、いざ乗船。
うぉー!近づいてきたぁ!
すごい!
圧倒的スケール感!
めちゃくちゃでっかい!
天気悪くて太陽が当たってなくてもこの青さ。
ここで一応ペリトモレノ 氷河の簡単な説明を。
太平洋の湿気を含んだ風がアンデスの山々にぶつかり、大量の雪を降らせ、積もった雪が圧力で氷結し氷河を形成。ロス・グラシアレスは47もの氷河群を擁する、南極大陸、グリーンランドに次ぐ世界で3番目の面積を持つ氷河地帯です。
現在でも成長と崩壊を繰り返しているため、“生きた氷河”と呼ばれています。この広大な氷河は、パタゴニアアンデスを源とし、アルヘンティーノ湖へと注いでいきます。先端部の幅は約4km、高さはなんと、約60m。そして、現在でも1日約2mも成長をしているというから、とんでもないスケール感です。
1日に2mも成長している!!
そりゃでっかいですわ。
どんどん近づいてくー!
本当に目の前。
亀裂入ってる所もくっきりはっきり見えたし、途中から太陽が当たってきて本当に綺麗。
そして!
お目当ての崩落。
何回も見れました!
どこが崩落するか予想がつかないので、写真撮るタイミングが難しくて、崩落の瞬間は撮れなかった。
でも「ぽい」写真は撮れました。崩落直後。
轟音と共に氷河の亀裂から氷が溶け落ちて崩落。
ものすごい音と水飛沫が上がって、本当にものすごい自然の力を感じる。
1時間くらい間近で崩落を見学。
タカユキくんもはしゃぐ。
でもとにかく風が強すぎて寒すぎて本当に凍えるかと思った。
寒すぎてみんなどんどん船の中に退避して行くけど、最後の最後まで3人で甲板に残ってました。
離れて行く氷河を見つめるけんちゃん。
船内に戻ってみると!
さっきの崩落で崩れて漂ってきた
氷河が!
寒すぎて死にかけてたけど、けんちゃんテンション上がりまくり。
そうこうしてるうち船着場に戻り、次は展望台へ!
展望台では自由時間3時間。
散策ルートは何種類かあり、だいたい所要時間3時間ほど。
歩き始めると早速今までで一番大きな轟音が!
しかしまだ木々に遮られて氷河が見えない。
くそぅ!
とりあえず持ってきた手作りサンドイッチで腹ごしらえをして氷河に向かって出発。
おぉ!森の向こうに氷河が!
船から見たよりも近いし、スケール感が半端ない。
果てしなく奥まで氷河が続いてる。
遊歩道もちゃんと管理されてて、歩きやすい。
どこから見てもめっちゃ綺麗。
誰かが言ってたけど、こんな景色NHKとかでしか見たことない。目の前にあるけど、CGにしか見えない。
この辺がベストポジションっぽかったので、そこで1時間以上ずーっと氷河眺めてました。
(カナエは途中ハライタで退席してましたが)
念願の崩落も何度も見れました。
しかしやっぱり写真は撮れず。
そして…制限時間いっぱいまで展望台にいたので最後ダッシュで集合場所へ。
離れてく氷河が名残惜しい…
最後まで振り返って写真を撮り続けてました。
こっちも良い景色。
そして無事に集合時間通りに到着!
まさかの我々が最後でした。意外とみんな時間守るタイプ。
残念だったのは、歩き始めて最初に聞いた轟音の時の崩落が恐らくその日一番の大崩落だったこと。
展望台からの写真の手前に浮いてる大きな氷河のかけらがその時崩落したやつ。
くそー!あとちょっと早ければ…
でもたくさん崩落見られたし、間近で氷河を見られたので大満足でした!