サンチアゴ?サンティアゴ?サンチャゴ?
嫁カナエを絶望の淵へ追いやったカラマを後にし、チリの首都サンチアゴにやってきました。
都会だぁ。
ずっと田舎町的な所にばかり居たので、とても新鮮。
道も整備されてるし、インフラがちゃんとしてる!そして街中にウォールアートが描かれていて、とてもアーティスティックな街。
書き始めから完成まで思わず見入っちゃった
さて、この街には日本人宿というか日本人があつまる宿が2件あります。
一件は日本人が経営してるとの事で、行ってみたらなんと閉鎖。
まさかのオーナーがお客さんの荷物からドロボーしてたらしい(爆笑)
しかたないので、もう一件。
HOTEL TALES
住所:Concha y Toro 41,Santiago,Chile
料金:一泊5000チリペソ(約900円) /1人
激安宿として有名。
ここは、自分ちを一部屋貸してあげてるだけってスタンスで営業許可など取ってないようなので、ホテル予約サイト等には載ってません。
住所情報を頼りに飛び込むしかありません。
ちなみにサンチアゴの空港から市内へは2社のシャトルバスが運行しています。
TUR BUS
CENTROPUERTO
地球の歩き方を頼りに、ホテルタレス近く(LOS HEROS)に停まるであろうCENTROPUERTOに乗ることに。
(空港のバス乗り場は混雑していて、列がわかりにくいので要注意!みんな自分がどっちの列に並んでるかわかってない)
なんとかバスに乗車し、市内中心地に到着。
グーグル先生を頼りに住所の場所へ。
場所は間違いないはずだけど…
ビストロタレスって看板はあるけど、入り口頑丈に鍵と鎖で閉鎖されてるし、人がいる様子もない…
しばらくうろうろしていると、隣の門から人が出てきた!
「え、ここってタレス?」
「そうだよー」
って事で、お兄さんに扉開けてもらってなんとか中へ。
一応ベルも付いてたけど、
分かるかい!
中に入ると、リビングでおじさんたちがどんちゃん騒ぎ中。その中からショーパンタンクトップのおじさんがこちらへ。
宿主のスコットである。
彼は陽気な親日家のアメリカ人らしい。
今パーティやってるから、とりあえず後でいい?
とか抜かしやがる。
まぁいい。
こんなのはもう慣れたよ。
食事を済ませて戻ってみると、パーティは終わっていて、宿内を案内してくれた…
結論から言いいます。
最悪。
ドミトリーには謎の荷物が散乱し、倉庫のよう。そして洗ったのか定かではないシーツや毛布は乱雑に積み上げられ、床も壁もなんか汚い。
中庭には謎の果物が天日干しされていて、謎の虫が大量発生している。
キッチンはまさにバイオハザード。
食器やシンク、コンロなどありとあらゆる場所が謎のネバネバと黒ずみに支配されている。冷蔵庫にも謎の物体が多数。もちろん虫さんも一緒。
お風呂の床も壁も汚れなのシミなのひび割れなのなんなの!っていう模様。アリさんが列をなして歩いてる。
トイレのシンクは髪の毛が散らばっている上に使えない。便器等はもちろん汚い…まぁ、この頃にはトイレが綺麗なのは日本だけっていう無の境地に達していたのでここは良しとしよう。
このクオリティにも関わらず、キッチンの使い方食器の洗い方から、トイレの流し方洗濯物についてなど謎のルールが多数(いやもう使わないんで説明いらないっすよ…)
しかしバスに乗るのにてんやわんやして結構疲れてたし、もう一件の宿は閉まってるから諦めて宿泊。
汚すぎてお風呂にも入れず、あまり寝られず。
唯一良かったのは、日本人の西さんに出会えて、色々話しができた事。楽しかった!
のちに調べてみたところ、スコットのセクハラやその衛生面の劣悪さから近年日本人はほとんど集まらなくなっているらしい。確かにスコット常にお尻のライン透けてるショーパン履いてたなぁ…
寝られれば良いという猛者は是非。
私たちは翌日速攻宿を移動。
次の宿はとても良かった(タレスとのギャップでベッドが綺麗なだけで感動)
プリンセサ インソレンテ オステル
プリンセサ インソレンテ オステル(サンティアゴ)– 2018年 最新料金
パリピホテルで毎日夜中まで音楽ガンガンだし、レセプションの子は仕事中にドレッド編んじゃう系女子だったけど、タレスでやられたメンタルを癒してくれる楽しくて素敵な宿でした。
キッチンも広くて綺麗。
この宿にたまたま泊まっていた日本人カナちゃんとアキさんと仲良くなって、シェア飯して毎日夜中までお喋りしてました。
楽しかったー!
やっとこさ、腰を落ち着ける宿を見つけたので、サンチアゴ観光へ!
モネダ宮殿、大統領府。
新市街の高層ビル群と旧市街の歴史的な街並みとどちらも楽しめる素敵な街。
そのまち全体を見渡せるサンタルシアの丘。
サンチアゴを一望できていい景色。
そしてサンチアゴにもありました。
ラーメン 金太郎
レストラン 金太郎 クチコミガイド【フォートラベル】|Restaurante Kintaro|サンチアゴ
うまい。安い。
しかも日本人がいっぱいいて嬉しい!
ラーメンちょっと濃いめでしたが、カレー美味しかった。
沈没して、気づいたら数年サンチアゴにいると言う日本人旅人の方も働いてましたw
そして、チリといえば!ウニ丼
らしい。
ということで、
mercado central de santiagoへ。
Mercado Central de Santiago | Monumento Histórico Nacional
レストランと魚屋さんの並ぶ海鮮市場。
中心部に大きなレストランが2件、並んでいます。
この2件が有名らしいので、その周辺をうろうろ。
すると「生うに!うに!アナゴもあるよ!」とみんな日本語で話しかけてくる。
その中でもめちゃくちゃ流暢な日本語を喋るお兄さんが居たので彼の店へ(awa夫婦あるある)
うに〜
これで9000チリペソ(約1600円)くらい。
日本のうにと違って生臭さがあるので、後ろにあるレモン・パクチー・オリーブオイル・玉ねぎ・塩を入れてセビーチェ的な感じに混ぜ合わせて、ご飯にどーん!
美味しいー!
日本人だと苦手って人はいるかもしれませんが、私は好きです。
ちなみにタカユキくんはそもそもうに嫌いなので、同じく有名なサーモン食べてました。
サンチアゴ総合的には大好きなまち!
でも最後に一言だけ。
宿選びは慎重に。