ブラジルeVISA取得と謎の国境バス
さぁついに南米最大の難関、
ブラジル入国編。
まず前提として、この旅初めての要ビザ入国。
なんとawa夫婦がこれを認識したのは、2017/12/13 成田空港にて。
そうです、出発するまでちゃんと調べてもいませんでした!
成田空港でたまたまカウンターが一緒だった関西のお姉さんからの「ブラジルも行くんですか?すごいですね!私はビザ申請が面倒で、やめちゃいました。」という一言で判明。
「はは…(苦笑)」となんとか笑ったものの、内心焦る。
いや、調べては居たんですよ。
でも事前に絶対国内でビザ申請必須国にブラジル入ってなかったから…
隣国の大使館でも申請出来るって書いてあったもん!
という言い訳は置いといて。
詳しく調べてみたら、ちょっと複雑で面倒そうだし、ブラジルは諦めるか…
なんて話をしていました。
しかしペルーで出会ったダイスケさんは超ブラジル推し、行ったことある人はみんな良いって言うし…ちょうどカーニバル時期で、それ目的でブラジル目指してる人もいるくらい。
うーん、、、なんて思いながら旅を続けていたところ。
リマのお宿桜子管理人だったシンさんが
2018/1/11〜日本人のオンラインビザ制度が開始された
とのニュースを送ってきてくれました!
なんと!超絶ナイスタイミングで、オンラインビザ申請が開始されると。
eVISAと言うらしい。
超ラッキー!これは行くしかない。
シンさんに感謝しかない。ありがとうございます。
ということで、パタゴニアは大体どこもWiFiが弱かったのでブエノスアイレスの空港(めちゃくちゃWiFi強かった)で早速申請をしました。
eVISA申請について
従来の方法からオンラインで変わった点
- 手続き期間:10営業日程度→最大5営業日
- 手続き方法:領事館で手続き→申請から受領までオンライン
- 手数料:10,400円→44.24ドル
- 必要書類:もうなんかいっぱい→パスポートコピー、写真
とても簡単かつ安くなりました!最高!
このサイトから会員登録し、ビザ申請します。
Brazil Visa Information In eVisa - Home Page
(偽サイトが出てきているようですが、ブラジル政府が唯一ビザ申請処理を依頼しているのはVFS Globalのみです)
詳しい申請の仕方・注意点は以下のサイトがわかりやすく載せてます。
超絶簡単になったブラジル観光ビザ(電子ビザ)申請方法を全部まとめてみた! | Brasil Tips(ブラジルチップス)
パスポートのコピーと写真を指定のサイズに直してJPEGファイルに変換しなければなりません。ここがちょっと面倒。だけどサイト見てやればなんとかなります。
申請を出してからおよそ4日で可否結果が出るとの事。
事前情報と、先に申請を出していたアサコさんからの情報で写真の明るさとか大きさとか、そういう判定がすごい厳しいらしい…
我々は他の国のビザ申請なんかの為に、日本でちゃんとした証明写真を撮ってきていたので、それで申請。万全だぜ!
ワクワクしながら待っていたらちょうど4日目に嫁宛にこんなメールが…
ふむふむ、やっぱり写真がダメだと。
そして何故が出生届を出せと。
WHY?
なんでそんなもん必要なの?そんなもの用意出来るわけないでしょ!
意味が分からなかったので、調べてみたら「乳幼児は出生届の提出が必要」との事。
え、なに、私、乳幼児に間違われてるの?
ウケる。
いやウケてる場合じゃない。
写真は日本のちゃんとした証明写真なのにダメだと言われてしまったので、どうしたら良いのか…
出生届なんて今から手に入れられないし…
えぇい、もうどうにでもなれ!
申請が却下されたらされたで、ブラジルはパスじゃ!
ちょうどユウキくんが、ブラジルには行かずパラグアイのアスンシオンに向かうって言ってたからダメだったらそっちに行ってやる!
という事で、写真はホテルの白い壁を背景にiPhoneのインカメで自撮り。
出生届については無視!
して再度申請を出してみました。
すると2日後
OKなんかーい!!
出生届の件は何だったんだ!
ということで、紆余曲折ありましたが、夫婦揃って無事
eVISAゲット
プエルトイグアのバスターミナル近くのおみやげ屋さんでPDFファイルを印刷させてくれます。
la casita
印刷したビザを持って、まずはイグアス川を挟んでブラジル側のフォスドイグアスに向かおう!
川挟んですぐ隣の街なので、距離にして10キロないくらい。楽勝な国境越えだな!
と思ってました。この時までは…
早速国境を越えるにしては頼りない気がする路線バスに乗車。
ご覧の通り、バスターミナルから1時間に一本出ています。
料金:25アルゼンチンペソ(約140円)
会社:rio urugai
国境越え最安値。
バスに乗って10分ほどで、まずアルゼンチンのイミグレ。
特に何事もなくスタンプを押してもらって出国。
乗ってきたバスが待ってくれているので、同じバスに乗って出発。
続いて5分ほどで、ブラジルのイミグレ。
再びバスを降りて、出国審査。
eVISAとパスポートを提出。ちらっとビザを確認。
スタンプどーん。
あれ、案外アッサリ。
こちらも何事もなく入国。
しかし大変だったのはここからである。
乗ってきたバスがいなくなっているのだ。
同じバスに乗っていた皆、よく分からないままとりあえずバス停で待つ事に。
1時間毎に出ているはずだから、まぁ長くても1時間待てば次のバスが来るさ。
近いと言っても荷物もあるからね。
歩くのはちょっと厳しいなぁ。
なんて思いながら待つ事1時間。
…来ない。
そして2時間。
…来ない。
3時間。
…来ない!!
結局バスが来たのは4時間後。
途中違う会社のバスは何度か通ったし、rio urugaiのバスも来たけど、チケットを見せるとどれも違う。乗れない。と言って断られた。
最初20人程いた同じバスの人たちは、痺れを切らして1人、また1人とタクシーに乗ってしまい、どんどん人数が減って最後は7.8人しか残ってなかった…。
途中雷雨もあって歩くこともできなかったし、タクシーは明らかにバスがない人たちを待ち構えてて、ボッタクリ感すごかったし。
もしかするとバス待ちに痺れを切らした人達を斡旋するようにバス会社とタクシーの運ちゃんが結託してるかな?とさえ思った。
とにかく待ち時間が長すぎてたった10キロの距離を5時間掛けて国境越え。
しんどい!
1時間毎に出ているバスは何処へ行ったのか。
待ってるの私たちだけだったっぽいけど、他のバスの人はスムーズに乗れたのか。
結局謎は深まるばかり。
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