カラフルでクレイジーな街 サルヴァドール
宿を移動して、早速サルヴァドール観光へ!
前回の記事にも書いたように、かつてポルトガル植民地時代、多くのアフリカ人奴隷が連れてこられた街サルヴァドール。
民族の融合によって独自の文化が栄えています。
サンバは奴隷たちが持ち込んだアフリカのリズムとダンスが元となっているし、カポエイラもサルヴァドールが発祥で、これは奴隷たちが自らの身を守る為に踊っているように見せつつ護身術を会得する為に生まれたと言われています。
旧市街の建物はヨーロッパ調バロック様式の教会とカラフルな建物が沢山あって見ているだけで楽しい。
ペロウリーニョ広場(Largo Do Pelourinho)
マイケル・ジャクソンの名曲、“They Don’t Care About Us”のPVの舞台となった場所。
マイケルのファンショップもありました。
本当に建物がカラフルで可愛いし、見てて歩いていて飽きない街。
続いて有名どころ。
350以上の教会を有するサルヴァドールの中でも最も有名なのが
サンフランシスコ教会(Igreja E Convento De Sao Francisco)
入場料:2.5レアル (約165円)
通称「黄金の教会」
本当にどこもかしこもキンキラキン。
圧巻でした。
内部とは異なって、ブルータイルで飾られた回路もおしゃれ。
隣には
オルデン・テルセイラ・デ・サン・フランシスコ教会(Igreja de Orden Terceira de São Francisco)
入場料:2.5レアル (約165円)
こっちも割と派手だけど、こじんまりしていて綺麗でした。外装が他とちょっと違う。
バジリカ大聖堂(Catedral Basilica De Salvador)
こちらも沢山の金の装飾があって美しい。
ちょっとおじさんはしゃいでるね。
ノッソ・セニョール・ド・ポンフィン教会(Igreja de Nosso Senhor do Bonfim)
教会の前で売っているリボンを括り付けて3つ
願い事をすると叶うとか。
もちろん2人とも願い事してきました。
なんか違うけど!笑
このリボン「フィッタ」という名前で布製のリボン。ミサンガの元になったとも言われています。
元になったものとか発祥のもの多い!
それだけいろんな文化が融合して新しいものが生まれた街ってことですね。
そしてこの街も、例に漏れず旧市街と新市街に分かれていて、だいたい観光名所は旧市街にあります。
ただ珍しいのは旧市街が丘の上、新市街が丘の下に広がっており、2つを結ぶエレベーターがある事!
ラセルダ・エレベーター(Elevador Lacerda)
料金:片道0.3レアル(約10円)
上からの景色はこんな感じ。
貿易の拠点になっている港町だけあって賑わってます。
エレベーターの下には
メルカード・モデロ市場(Mercado Modelo)
食べ物の市場ではなくてお土産とか雑貨、サルヴァドールならではの民芸品が売ってます。
レストランもあり。
私たちは市場内ではなくて、近くのローカルレストランでご飯。
写真も英語もなく、ポルトガル語オンリーだったので勘で注文。
豆のカレーみたいなの。まぁまぁでした。
そして
バイーア地方の郷土料理
アカラジェ(Acarajé)
コロッケみたいに見えるけど、豆を練った生地を揚げたものに、干しエビと具材と甘辛いペーストを混ぜたものを挟む。
ちなみに干しエビ有無は選べます。
結構油っぽいし、甘辛というか下の方激辛!
一回食べてみたら、満足かな。
一個10レアル(約330円)
民族衣装を着たアフリカ系の女性たちが屋台で売っています。
サルヴァドールは見所いっぱいで本当に楽しい街。人も明るくて元気で優しいし、いろんな文化が入り混じっているまさに
「カラフルでクレイジーな街」
awa夫婦も旅に出るまで知らなかった街だけど、ブラジルに行くなら是非!おススメです。
おまけ
カーニバルの名残?なのか?
広場でカポエイラやってるお兄さんたちの身体がすんごい。
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