フィッツロイ 〜終わらないトレッキング〜
※リアルタイムと4ヶ月もズレてしまいましたが、2/1の記事です。
さてさて、エルチャルテン にて一夜を過ごした我々。
ついにフィッツロイ山を拝みに行きます‼︎
フィッツロイといえば…
朝日に照らされて赤く見える光景が有名。らしい。
その名も
燃えるフィッツロイ
なにそれ超かっけーじゃん!
見に行こ!
という事でAM4:00登山口集合。
awa夫婦とけんちゃん、チエコさんと、今日のバスでエルカラファテへ戻るアサコさんと5人でチャレンジ。
(スーちゃんは前日着いて速攻トレッキングして、その日のうちに帰ったそう。タフ!)
トレッキングコースには展望ポイントが何箇所かあります。
歩いて1.5時間ほどのところにある
4時間ほど歩くと最終ポイント、フィッツロイの真下にある
ロストレス湖
この日はとりあえずミラドールから燃えるフィッツロイを見て、行けそうならロストレス湖まで行ってみよう!って事に。
そしてついにトレッキング開始!
と、一歩目からすでに結構ハードな上り坂やないかーい!
その後も結構普通に山登りやないかーい!
道がフラットっつった奴出てこい!
ぶっ飛ばすぞ!
えぇ、思った通り裏切られました。
お兄さんにフラットという言葉の意味を2時間くらいかけて教えてあげたい。
間、確かにフラットな道はありました。ずっと登りな訳じゃない。それは分かるよ。分かるけど…
フラットではねぇよ!!
とにかく足が遅いし山登りが大嫌い過ぎるカナエは、もちろん皆からだいぶ遅れて完全に足手まとい。本当に申し訳ない。お兄さん許さない。
日が昇る前なので、あたりは真っ暗。
皆のヘッドライトだけが頼り。
なんとなく地図アプリと看板で場所を確認して居たはずだけど…
何故だかミラドールに辿り付けない!
行ったり来たり…
ウロウロ…
途中拓けた場所があったので、そこを
"我々のミラドール"として認定してみたり。
そうこうしてるうちに日が昇ってしまった!
明るくなってからぐるぐるとあたりを見回って見たら…
通り過ぎてましたミラドール…
迷って右に進んだとこ左側行ったらすぐミラドールだった!
日は昇ってしまったけど、改めて正式なミラドールからフィッツロイを拝もう!
あれ?なんか知ってるのと違くない?
こんな低いっけ?
あれ、もしかして見えてない?
そうなんです。この日は雲が多くフィッツロイが隠れてしまっていたのです。
ミラドールを見つけていたとしても、燃えるフィッツロイは見られず。
このまま進んでも雲が晴れるかどうか分からないって事でこの日はここで退散。きた道を戻りました。
下ってみたけど、やっぱりフラットではねぇよ!
という事で、チャレンジ1日目失敗。
チャレンジ2日目
この日は、とにかくフィッツロイ様を拝みたいということで確率の高い昼間にチャレンジ!
昨日と違って明るいので、歩きやすいしミラドールも楽々発見!
(相変わらずカナエは足手まといですが…)
今日は、果たしてフィッツロイ様をみられるのでしょうか…
おぉー!見えた!
タカユキくんもご満悦
今日は行けそうだって事で、そのままロストレス湖までチャレンジする事に!
絶景ー!
水も綺麗で、そのまま飲める!
しかしいつでも最後尾。笑
(写真見る限りフラットな道じゃんっていうツッコミはなしです。何故ならフラットで余裕のある時しか写真撮ってないから!)
そして噂に聞いてた最後の一キロまでやっとたどり着きました。
"ここから先は自己責任で"
みたいな注意看板が出てるし…
そして雲行きがめっちゃ怪しくなってきた…
ここで先に行くか、引き返すか会議第一弾。
男性陣は先に進む!との事。
チエコさんは雨も降りそうだし、戻ろうかな…と悩んでたけど、何故かカナエがせっかくだし上まで行ってみよう!と強気。
とりあえず皆で進んで見ることに。
しかし途中まで泣きながら(カナエだけ)登っていたら、先を行っていたけんちゃんとチエコさんが戻ってきました。
「雨も降ってきちゃったし、めちゃくちゃ風も強い。この先進むのは危なそうだし、そもそもフィッツロイはもう見えないかも」とのこと。
ここで会議第二弾。
一応山慣れしてるタカユキくんからも、ここは引き返した方がいいかもとの意見が。
という事で、チャレンジ2日目もロストレス湖手前で断念!
一番近くで見れてこれくらいでした。
チャレンジ3日目
まさかの三連続チャレンジ。爆笑
こんなに毎日山登りする事になるとは。
awa夫婦とけんちゃんは予定がフレキシブルなので果てしなく登り続ける。
チエコさんは次の予定が決まってるのでこの日の朝のバスで出発するとの事で昨晩お別れ。
という事で、3人で燃えるフィッツロイリベンジ!
先日と同じくAM4:00から登り始め…
今日は星空も綺麗だし、晴れてるっぽい!
もう通い慣れたミラドールへ。
おぉ!フィッツロイ様!
すでに美しいですが。
これが…
こうなって
こうじゃ
念願の燃えるフィッツロイ。
真っ赤って感じではなかったけど、朝日に照らされてほんとに綺麗でした!
上には金の雲も見えるし、素晴らしい景色。
3日連続同じ道をトレッキングしまくった結果、色んな表情のフィッツロイが見られました。
本当に美しい山。
この山は、かつて原住民に街の名前でもある「チャルテン」と呼ばれていたそうで、意味は「雲を吐く山」
まさに雲と共にある山でした。
トレッキング嫌いのカナエですが、こんなに毎日登って、こんなに素晴らしい景色が見られたら嫌いなものも好きに
なんないわ!
嫌いなものは嫌い。
しんどいものはしんどい。
でも一回くらいは行ってみてもいいと思います。
私の鈍足に付き合ってくれた皆さんありがとうございました!
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