世界の果て ウシュアイア
※リアルタイムと4ヶ月もズレてしまいましたが、2/2の記事です。
フィッツロイトレッキングをこれでもかというくらい満喫した我々。
当初の予定では、このままパタゴニアを抜けてアルゼンチンのブエノスアイレスへ。
しかし唯一行っていない「世界最南端」
なんとなく諦めがつかない…
ただ単に"世界最南端に行ったことがある"という事実が欲しい…
そんなモヤっとした気持ちのままブエノスアイレス行きの飛行機を検索していたところ
なんと、ありました。
ウシュアイア20時間トランジットのブエノスアイレス行き
なにその超遠回り!
でも、値段も安いし、我々の要望に完全にマッチ!
さすが旅人の味方スカイスキャナー!
けんちゃんもノってくれたので、3人でウシュアイア経由でブエノスへ行く事に。
ということでやってきました。
世界の果て
end of the World
fin del mundo
日本まで17,127キロ
地球一周が約40,000キロ
ほぼ地球の真裏!
そして南極まで1,000キロ!
南極クルーズツアーが出てる街。
南極に一番近い街。
とくになにがあるという訳じゃない田舎の港町。
でも大切なのは世界最南端に来たという事実。
(ちゃんと時間をとって訪れれば、ビーグル水道のペンギンツアーとか、世界の果て号とかいうカッコいい名前の電車とか見所はあります)
港にある観光案内所でもらえる世界最南端訪問証明書もキッチリもらいました。
そしてウシュアイアといえば…
カニとヤーガン族が有名
カニはさておき、ヤーガン族とは…
マゼランが発見したパタゴニアに19世紀まで存在していた裸の民族(別名: ヤマナ族)
南米最南端、フエゴ島の南の島々からホーン岬までのこの地域は、風速60m/sを超える極限・極寒にもかかわらず (40m/sを超えると人間が空を飛ぶそうです) 彼らは基本的に裸で生活。
「寒いから服を着る」ではなく「寒いから服を着ない」という選択を取り、動物の油で作ったグリースを全身に塗ることで寒さをしのいでいた。
(なせに裸で焚き火にあたった方が早くあったかくなるから!らしい)
その後ヨーロッパ人によって「服を着ること」を教えられたが、洗濯という発想がなかった彼らは衣服に付着した細菌やウィルスによる疫病で絶滅してしまった。
つまり「服を着た事で滅んだ民族」である。
(本当は疫病だけじゃなく、スペイン人入植者による虐殺で数が減ったんだとか)
そう、これ裸。
裸に模様書いてるんです。
なにそれ超興味深い!
ウルトラマンかよ!ダダかよ!
ていうかタカユキくん超興奮してる。こういうの好きね。
お土産屋さんにもヤーガン族。
タカユキくんはこの置物買うかまじで悩んでました。
他にも街のいたるところにヤーガン族。
ウシュアイアには、「世界の果て博物館」というなんとも魅力的な名前の博物館があり、ヤーガン族の歴史を知れるとの事。
期待に胸膨らまし、早速行ってみました!
うーん、しょぼめ!!
所要時間10分くらい。
写真とちょっとした展示物がある…だけ。
我々が期待しすぎてただけかもしれませんが。
受付のお兄さんが日本語で「幸せな人々」って書かれたTシャツを着てて、みんなで意味を教えたりして楽しかった事は楽しかった!
入場料は無料で、各種クルーズの出てる桟橋のすぐ近くなので、お時間あれば行ってみても良いと思います。
そ、し、て、
もう1つの名物
カニ🦀
日本と同じで、まるごと茹でて食べるのが有名との事。
街の売りだけあって、たくさんの専門店がありました。
その中で、日本人の方が何人かブログ等でおススメしてたTIA ELVIRAというお店へ。
オシャンティな店内。
奮発しました!
3人で6000円くらい。
それぞれ一品ずつと、カニを注文!
あれ、カニ来てなくない?
え、頼んだよね?
あれ?
これでした。
何を間違ったかカニのオーブン焼きみたいなのが来ちゃったw
茹でガニとか焼きガニとか、そういうのイメージして頼んだんだけどな…
まぁいっか!めちゃくちゃ美味しいから!
本当に美味しかったです。
カニも他の海鮮も全部美味しくて大満足。
最後に、世界最南端の郵便局から日本の実家へポストカードを送ろう!
と思ってポストカード買ったのに切手を買い忘れて出せませんでした。
詰めが甘い!
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